審判

スポーツチャンバラの審判資格は次のような資格をもって登録されます。
まず、基本動作審判員は、講習会での実技試験と学科試験に80点以上で合格し、なお且つ基本動作の段を所有していることが求められます。さらに主審は、小太刀、長剣フリー、二刀の段を取得した上で、小太刀、長剣フリー、二刀、この部内競技3種目の実技審判試験において80点以上で合格しなければなりません。
スポーツチャンバラの試合は、1分間の1本勝負、または3本勝負で延長30秒で、一人の主審と二人の副審による多数決で判定されます。この3名で判定がつかない場合には、検査役の助言を得てから裁定するか合議を行い、検査役を含めた4名の再判定で決定することになります。従って、各試合場の主審の助言者として1名の検査役を配置し、選手は判定等に異議が生じた時はその場で挙手をして異議を述べることができます。検査役は選手の異議に対しては誠実に対応し適切な助言等を行い、迅速かつ円満に解決することが求められます。

指導者・インストラクター

昔子供が遊びに使っていたチャンバラが、今ではスポーツチャンバラとして世界に広まっています。スポーツチャンバラとは、エアーソフト剣を使って相手の体を打つというもので、安全性のために面をつけ、槍を使うこともあります。この他にも短刀や小太刀、長剣、杖、棒など獲物の種類が様々ですので、自分が得意なリーチのものを活かして戦うことができます。両手に違う武器を持ったり、三人以上のバトルロワイヤルを行うこともあり、大勢で楽しみながら運動能力を身につけていけます。
指導者やインストラクターは段を取得しており、基本的な動作を会得している人に限られています。本部主催指導者講習会に参加し、審査に通れば、スポーツチャンバラ協会公認のインストラクター証を手にすることができます。資格を取得しても年に一回は講習を受講しなければなりませんが、子供だけでなく大人も楽しめるチャンバラを普及することができる重要な役割を担っています。

段・級・称号

スポーツチャンバラにも段・級・称号があります。
自由に楽しめる点が人気のスポーツチャンバラですが、上手くなっていく過程を実感できれば、より楽しいし励みになるでしょう。同時にフェアプレイ精神を養い、挨拶や礼儀作法を身に着ける一助にもなります。
10級から1級までは、半年以上の間を置いて審査を受け、合格すれば次へ進めます。審査は基本動作のほか、同等クラスと最低2試合の互角試合を戦います。礼儀作法や態度も審査の対象になります。
そこから五段までは、クラスに応じて半年から2年の期間を空けて審査を受けます。審査の内容は基本動作、交互受打・護身形、同等クラスとの試合です。
それ以上は本部からの認定または推薦によってのみ取得できます。
称号には錬士・教士・範士の3種類あり、段位・年齢と協会への貢献により授与されます。
なお、いずれの場合も試合に勝っただけで認定されるわけではありません。師範は生徒を総合的に観察し、どこまで道を究めているかを評価するとされています。